鶴亀温泉
北海道余市郡にある天然かけ流し温泉



創立当初より毎日の早朝から4時間かけて源泉入れ替え清掃を行い、新鮮で綺麗な見た目が「黄金色」のお湯。
大浴場(ジェット噴射口付)、中浴場(高温)、露天風呂(高温・中温)ジャグジー、広々サウナ、水風呂、展望台(シリパ山・余市港を一望)を完備。
別名、 「 熱の湯 」 と言われるくらい温度高めの、ちょっとしょっぱい「食塩泉」です。
神経痛、関節痛、冷え性などに効果があり、湯治を目的としたご利用も大歓迎とあります。
慢性皮膚病(アトピー性皮膚炎)にも適している泉質湯
エントランスで入湯券を購入してフロントへ
温泉は2階へと上がります。(エレベーター有り)
温泉の扉を開けた瞬間から正面に露天風呂と赤褐色のかけ流し温泉が見えるのはテンションがあがります。
室内には42℃のかけ流し温泉と40℃の温泉、65℃のサウナと水風呂があります。
ふと「熱湯」の定義とはなんなのだろうと。
42℃の風呂はぬるくはないけど熱くはないような。
源泉で42℃なら熱いのか沸かしても「熱湯」の定義なのか
ちなみに、サウナも65℃ぐらいなので灼熱のサウナではない。
個人的には鶴亀温泉は全体的に「熱湯!!」とはかんじられなかったのですが、源泉で身体はポカポカになりました。
そして露天風呂。風呂の質はもちろんですがなんと言っても展望台がらある露天風呂は開放感かあります。
階段をあがって上に登ると、日本海とシリパ岬が見えます。山間の温泉も風情がありますが、荒々しい日本海と岬が見える景色は心も癒されます。
シリパ岬の断崖絶壁の下には洞窟があるという伝説があります。
妻を亡くして寂しく暮らす若者が、ある日、漁の帰りにシリパ岬の断崖の下で死んだはずの妻が海苔を採る姿を見つけ、船で近づくと妻は洞穴の中に逃げ込んだ。男が妻恋しさのあまり夢中で洞窟に入るとそこは死者ばかりが暮らす部落になっていた。その中のある老人が若者に「ここはまだ、お前の来るところではない。早く帰りなさい」と強く言い、若者は追い返されてしまう。しかし若者はそれ以来腑抜けのようになり仕事も手につかず、やがて死んでしまった。この洞穴は、コタンからは昔より恐れられていたが、それ以来「オマンルパロ」(あの世への入り口)と呼ばれ、誰も近寄らなくなったという。
(Wikipediaより)
露天風呂から見えるロマンティックな妄想から、一気に暗転する伝説ですが「あの世の入口」を妄想できる温泉もまた一興かと。
風呂上がりにはフロント横の飲食スペースで飲食が可能です。
風呂上がりにビールもよし、蕎麦やラーメンもあります。
食事もできるので半日楽しめます。
詳しく見てこなかったのですが隣接で宿泊施設もあるようです。
今度探ってきます。